2009/08/23

インド紀行3

インドで観光と呼べるようなことをしたのはアーグラだけ

アーグラには2日いて
そこからバナラシ(ベナレス)に電車で向かった
夜行で12時間くらい
電車内でトラブルに巻き込まれることが多いので用心していたけれど
心配していたようなことはなかった
電車は多少遅れたくらい

昼に着いたバナラシはものすごい人だった
聖地だけあって
インド中から人が集まって来ている

オートリキシャーで
ハリシュチャンドラガートという
小さな火葬場の近くのゲストハウスに宿を取る

写真はそのゲストハウスから撮った子どもたちの様子



1枚はたこあげをしている子どもたち
(たこあげが流行っているのかな よく見かけた)

もう1枚はシヴァ神殿の屋上で話をしたりしている子どもたち

どちらも同じような年代の子どもたちだけれど
1枚目と2枚目の子どもたちの間には絶対に乗り越えられない差がある

1枚目に写っている子どもたちは
多分朝の7時から昼の12時まで学校に行って
学校に行く前と学校から帰ってきた後は仕事を手伝っているんだと思う

2枚目に写っている子どもたちは
僧侶の子どもたち
幼い頃から寺院でサンスクリット語を学んでいるそうだ

1枚目の子どもたちは多分ヴァイシャと呼ばれるカーストの子どもたち
2枚目の子どもたちはバラモンの子どもたち

同じ子どもであるのに
カーストは絶対に乗り越えられない

さらに町の中には
ものすごく汚れた服装でお金を恵んでもらっている子どもたちもいる
シュードラと呼ばれるカーストの子たち

話をしてみるとみんな明るくて元気なんだ
どんなカーストであろうとも

0 件のコメント:

コメントを投稿