2009/08/30

インド紀行10

町の中に一歩入ると
体臭
糞尿
スパイス
お香
排気ガス
食べ物の腐った匂い
が渾然一体となって鼻をつく

つくづく日本の町には匂いがないなと思う
潔癖で無機質な町
そんな町に慣れているとインドに来たらその匂いに戸惑うけれど
インドの町の方が生きているって感じがする

インドの食事
ターリーというプレート
右下はダールという豆のスープ その隣がチャパティという小麦粉を焼いたパンのようなもの
右上から豆やにんじんをいためたもの ほうれん草のペーストに揚げにんにくが入ったカレー(中) それとじゃがいもを揚げたもの(左)


ほうれん草のカレーがとてもきつかった
今までに食べたことのない味
これカレーなのにほとんどスパイスの味がしなくて酸っぱいねん
そしてこれを食べる前に前の日記に書いたように牛の糞を踏んづけたものだから
いくらごまかそうとしてもそれにしか見えなくて食べられなかった
僕ほとんどご飯残さないんやけれどこれは無理だった
写真では見切れているけれどこれにさらにライスがついてくる
とにかく量が多い
インドでは食欲があまりなかったので
ほとんど一日一食だった
(インドのご飯が口に合わなかったというわけではなくて自分の体調の問題)

下の写真はカロムというゲーム
インドのトラディショナルゲームだと言っていた
黒と白に別れて指ではじいて四隅のポケットに自分のパックを落としていく
僕の職場にもあるけれどインドで初めてやった
すごく楽しい
京都でも一部の人たちの間で流行っているらしい
滋賀県の彦根で全国大会が開かれているそうだ

(最初の並べ方はこう)


生まれて初めての対戦は右の子
初めてのわりには何個かパックを落とせたし結構うまいんちゃうかなんて思って
隣のおじさんと対戦したらレベルの違いを感じた
2回しか打てなかった
おじさんはほとんどミスせずにどんどん自分の色を落としていった
10回くらいやったけれど1度も勝てず
アドバイスを受けつつ
最後に「努力することが大事だ やり続けるその気持ちだ」
なんて言われる


こんな小さな女の子でも上手い
これはルピーアンドパイサというゲームでとにかくパックを落とせば良いというルール

帰国して調べたらカロムはもともとエジプトで生まれたゲームらしいね
これがイギリスに渡ってビリヤードになったとか
1台買って練習しようかななんて思っている

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